人それぞれ価値観が違います。「○○をすることが当たり前」と思っていても、他の人はそうは思っていないかもしれません。ですから揉めることもしばしば…そんな経験はありませんか？恋人同士で好きな者同士だからと言っても、全ての感覚が同じであったり彼の全てを受け入れることはとても難しいものです。では、全ての感覚が同じなのは難しくても、どんなところが似ていればいい関係が築けるのでしょうか？今回は、ここが似ているといい関係が築けるというポイントをご紹介します。
価値観
ボーナスが入ったら堅実に貯金をしたい彼女と、ボーナスが入ったら趣味のものを思い切って買いたい彼。いずれは田舎に帰って暮らしたい夫と、便利な都会で死ぬまで暮らしたい妻。人間関係だったり一人の時間の過ごし方、お金の使い方…と人それぞれ何を大切にしているかは違います。その大切だと思う部分が違うと、気持ちの温度差に繋がる可能性があります。
モラル
タバコを平気でポイ捨てをする、横断歩道で赤信号でも渡ってしまう、公共交通機関を使っていて平気で優先席に座り全く譲る気もない、コンビニなどで傘立てに入っている傘を使うなどをしてしまう人っていますよね？こういったモラル(道徳意識・倫理観)に対する考え方は、簡単に埋まるものではありません。付き合うだけならまだしも、結婚を考えている相手なら、モラルの違う相手であるとよくはありません。モラルは、無意識にみんなが持っている、生きていく上でのルールです。長い付き合いになればなるほど、モラルの違いは大きな違和感となって別れを選ぶ可能性も高いのです。
笑いのツボ
テレビを見ていたり映画を見ていたりしているときに、同じ場面で似たような反応をするカップルや夫婦は、「面白い！」「楽しい！」という感覚を共感できるので、楽しい気持ちが相手に伝染し二人の中が深まりやすくなるのです。逆に、「なんで、そんなところが面白いの？」と自分が面白くて笑っていたときに言ってくる相手であると、一緒に居ても楽しさを共感しにくいのでいい関係を築くのは難しいのです。
思い描く未来
結婚したら一軒家に住みたい、結婚したら親と同居したい…などいつかこんな暮らしがしたい、結婚したらこんな夫婦になりたいと人それぞれ思い描く理想の未来があります。その理想が似ていると言うことは、二人で寄り添って歩んでいく上でゴールであったり目的であったりが似ていると言うことです。これから身につけていきたいものやこれはやめようといったことが似ているということでもあります。長く一緒に居る上で、ゴールが似ていることは大切なのです。
ときめくポイント
一緒に居てワクワクすること、つまりときめくポイントが似ていると、「もっと一緒に居て何かをしたい！」と思えるのです。そう思えることによって、自然と一緒に居る時間も長くなりますし、二人の関係を楽しいと思えるのです。この人とずっと一緒に居たいと思えるのです。ときめくポイントが違っていると、やりたいことや興味のあることが違うので、どうしても別行動が増えてしまいます。そうなることによってほどよい距離感が生まれ、いい方向に向かうこともありますが、大きな溝となることも多いのです。だからといって、片方の興味のあることに無理矢理合わせて一緒に行動することがよいわけではありません。大切なのは、二人ともがワクワクしていることが大切なのです。
異性に対する固定観念
「彼氏が彼女に奢るのは当たり前」「家事は彼女がするもの」などと異性に対する固定観念が違うこともいい関係を築くには難しいものです。「彼氏が彼女に奢るのなんて当たり前」と思っている彼女と「自分が奢るのは構わないけど、ありがとうくらい言ってくれても…」と思っている彼氏となら、どうしても埋まらない溝が出来てしまいます。「当たり前」の反対語は、「ありがとう」と言われていますが、どんなことでもお互いの当たり前が違いすぎると、いい関係を築くのは難しいのです。
いい関係を築きたいなら、お互いの普通を思い返してみること
お互いが思う「普通」が違いすぎると、いい関係を築くのは難しいのです。いい関係を築きたいなら、1度、「自分の思っている普通・相手が思っている普通」を考えてみることが大切なのです。
