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雑学を知って運気もアップ

神社仏閣にあるハートの形の由来とは?

神社仏閣は今やパワースポットという呼び名が広まり、恋愛を始め運気を上げたい女性を中心に賑わいを見せています。神様にお参りして幸運をあやかりたいという気持ちは誰しも頷けるものではないでしょうか。神社で売られている御守りの類にはハート型のものや女性に好まれそうな色使いのものなどがあり、手にする人も多いのでは。境内にハート型のアーチがあり潜ると好きな人と結ばれるというスポットがある寺社もあり、恋愛とハートは切っても切れない関係となりつつあります。

ただ神社仏閣とハートの形は、恋愛運を高める要素として今に始まったものではないのです。実はハートの形は神社やお寺のいたるところにあり、それなりの意味を持っているのです。神社お寺とハート型の関係について迫っていきます。

ハート型は猪の目?

神社の建築物の柱と柱のつなぎ目の金具の装飾部分や、扉の装飾部分にハートを模った柄があったりします。金具のところだったり木材をくり抜いた形でのハートであったり、よく見てみるといたるところにあることがわかります。このハートの形ですが猪の目(いのめ)といいます。神前の建築物や関連の器具などに装飾する模様(文様)のひとつで、日本で古くから使われてきた模様です。ハート型に見える模様ですが、これは猪の目を模しているのです。これが現代ではハート型に見えるというのが実情です。

お寺にもこの模様はありますが、仏教の解釈では仏の教えを説くのに重要である「悟りの象徴」としての意味合いがあります。お釈迦さまが仏教の教えを広めるにあたって悟りを開いたところが菩提樹という木の上で、この木の葉の形がハート型であったとされます。このハート型は仏教を知る上で外せない要素となるのです。

神社とお寺で偶然にも同じ形の模様が象徴的な意味として用いられているのも何かの由縁でしょう。人の心に問いかける宗教のモチーフとなるハート型。偶然としても日本で古くから使われていたことに何か神秘的なものを感じずにはいられません。

猪の目の意味は?

猪の目は、魔除けの意味があると言い伝えられています。猪の目は見たら死ぬともいわれるような魔力を持っているとのことで、古代から災いが起きないようにと好んで猪の目を取り入れたものと思われます。神社やお寺は古代からの習わしや仕来りを大事にするのでこうしたゲンを担ぐ部分があるのでしょう。

恋愛での魔除け

ハートの形は、どうしても恋愛に結びつけたくなります。恋愛での魔除けのご利益とは、行動に出るときの障壁を遮ることに値するのではないでしょうか。恋敵が現れないことや、デートの予定が何らかの予定でキャンセルにならないことなどもそうでしょう。恋がうまくいくことを願うときに、すんなり事が運ぶことやタイミングが大事になります。立ちふさがるものがないように、願をかけることもときには必要になります。

自分なりのこじつけで恋愛運をアップ!

スピリチュアルの世界では、思い込むことで念力が高まり思いが現実化するという考えがあります。縁起のよいもの、自分にとって相性がよいものは積極的に取り入れていきたいものです。

たとえば猪年の人は、猪の目のハート型と相まって神社がさらなるパワースポットとなりえるかもしれません。神社の猪の目を携帯カメラで撮影して待ち受け画面にしておくことで、魔除けパワーはさらに高まることも。

神社で買った御守りを猪の目の部分にこすりつけて、恋愛運が高まるようにと祈願することも効果がるかもしれません。「こうすることで自分の運気が上がる」と思い込むことで自信につながり、行動に表れていくことにもなります。どういう形であれ寺社仏閣にあるハート型を大いに味方にしていくべきでしょう。


ただ単に神社やお寺はパワースポットであるとの認識ではなく、深い部分での由縁などを推し量っていくと真のパワーの大きさがわかるのではないでしょうか。とにかくハートを意識することが大事になります。恋が実るためにハートの持つ意味やパワーを今一度かみしめ、神社やお寺に参拝してみてはいかがでしょうか。

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