見た目ではわからない人の内面。ホロスコープを細かい部分まで読み解くと、本質的な性格や運勢の傾向が掴めます。好きな男性や付き合っているカレが男らしいタイプなのか否かは女性にとって気になる部分だと思います。ホロスコープにあらわれる男らしい性格の暗示を挙げてみます。
太陽と火星がアスペクトを形成
太陽は人の本質や意志をあらわす惑星です。特に男性は女性以上に太陽の影響を受けると言われます。その太陽に勇気や行動力といった要素を加える火星がアスペクト（意味のある角度）を形成すると、わかりやすいマッチョな男らしさを備えます。ソフトアスペクト（60度、120度）の場合は、勇敢な性格を良い方向に活かしやすいでしょう。ハードアスペクト（90度、180度）の場合は、強くても荒くれ者になるなど暴走気味の性格になることがあります。コンジャンクション（0度）の場合は、良い意味でも悪い意味でも、火星の影響がより強くなります。
活動宮に惑星が多い
12星座を3区分したとき、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「活動宮」というグループに属します。これらの星座が持つ共通の性質として、行動力が挙げられます。乙女座などの「柔軟宮」が女性らしい協調性を備えるように、「活動宮」は自ら先頭に立って物事を始める、また、動かす力を備えます。この4つの星座に太陽や月、金星、火星など主要10惑星うち、惑星が5つ以上入ると行動力に富みます。男らしい堂々とした迫力につながります。
火星にアスペクトが多い
男性は火星を使って行動すると言われます。牡羊座の火星であればストレートで喜怒哀楽が激しくなり、牡牛座の火星であれば熟考した上で物事に取り組む、という具合です。そして火星にアスペクトが多いと星座の影響以外に、アスペクトを形成する他の惑星の影響も加わります。火星の力が多用性に富み、強調されるでしょう。男性的な性質を帯びます。さらに、1、4、7、10ハウスのアングルハウス（室）に位置していると、火星の力がストレートに発揮されるので、在位ハウスも確認しましょう。
火星座に惑星が多い
12星座を4区分したとき、牡羊座、獅子座、射手座は「火星座」のグループに属します。活力にあふれる情熱的な星座群です。小さなことにはこだわらず、自分が決めた目標に向かって邁進します。この3つの星座に太陽や月、金星、火星など主要10惑星が多く入ると男らしい性格になりやすいでしょう。同時に欠点も備えますが、その欠点もおおざっぱだったり、正直すぎたり、男性的な欠点になります。
以上、男らしい性格になりやすい惑星の配置を挙げてみました。また逆に、男性にしては柔和な、女性的な性格を備えやすい惑星の配置もあります。そのようなタイプの人は一見、男らしい魅力は少ないかもしれませんが、女性の気持ちがわかるなど、それはそれでいい面があります。自分に合った人がベストパートナーです。
