よく、「新しい恋を見つけるには環境を変えるのがイチバン！」「失恋の痛みを忘れるために、今の環境を変えること」などと言いますが、環境を変えるには具体的にはどうすればよいのでしょうか。今までとは違う世界に出会う4つの方法です。
あまり興味がない趣味にトライする
「自分が追求したい、楽しみたいことをするのが趣味」と考えるのが一般的ですが、あえてあまり関心がないことに挑戦してみましょう。「料理は好きじゃないけれど、健康を考えて料理教室へ」「お得な体験メニューがあるから、一度やってみようか」となんとなくの理由でいいのです。普段好きなことを通じて親しくなる友人知人は似た者同士になりがち。でも、関心が薄い分野に歩み寄ると、まったく違った世界の人と知り合います。交流するうちに考え方の幅が広がるはず。
ネット上などで別人になってみる
その気になれば、いつもの自分とは違うキャラクターを演じられるのがSNSの世界。友人とすでにつながっている利用中のSNSとは別に、新規でアカウントを作れるサイトが役に立ちます。また、複数アカウントの使用が認められているSNSを利用中なら、そこでもう一つアカウントを作るのもテです。新アカでは、本来の自分とは違う自分を演出しましょう。身バレしないように、リアルな付き合いの人には内緒で。ちょっと大胆に他の人に話しかけたり、強気な発言をしたり、別人気分を楽しむのです。意外な展開が待っているかもしれません。
遠方に定期的に出かける用事を作る
離れた土地への引っ越しは環境を変える方法のもっともたるものですが、そんなに簡単に住む場所を変えるわけにはいきません。でも、ただの外出でも遠方にマメに通うと、行き先の街になじみ、普段と違う環境で過ごせるようになります。決まった場所にある程度、定期的に行くのがおすすめ。例えば、「習い事で毎月2回、他県に行っているが、そこでできた仲間と周辺スポットに遊びに行くようにもなった。習い事以外の収穫もいっぱい」といったパターンです。
友人関係で欠けている世代に注目
自分の友人関係を振り返って、「年が離れた年上の友人がいない」「アラサー前後の人と縁がない」など年齢や世代の傾向に気づくことがあります。上下関係なく、親しくなりやすい世代と、そうでない世代があると思います。欠けている年齢層の人に積極的に話しかけてみましょう。職場にいる人でもいいし、ホームパーティなどで知り合う人でもいいし、あたりさわりのない軽い会話から始めるとよいでしょう。それまで縁のなかった場所に行く機会ができたり、新しい人脈が広がったりするかもしれません。「恥ずかしがらずに思いっきり若い人と遊ぶようにしたら、年下の男性からアプローチされた……」という展開も十分ありえます。
上手く環境を変えることができたら、次にすることは、一時的なものに終わらせず、長く定着させることです。お世話になった人には感謝の気持ちを態度でしっかり示すなどしましょう。それがまた新しい世界を開くきっかけになります。
