• ビブリオマンシー
答えは書物の中にアリ!

ビブリオマンシーで現在や未来を占う

書いた筆者の思い、それを書店で売る人の思い、そして購入した人の思い、本はさまざまな人の思いを受け止めてそこに存在しています。普通に読み物として楽しめることはもちろんのこと、占いにも使えるのがその証ではないでしょうか。何かに迷ったときや、方向性を見つけたいとき、本を活用する占いである「ビブリオマンシー」で占ってみてはいかがでしょう。

本を手にとり、心を落ち着かせる

現在、ビブリオマンシーに使う本は、ジャンルや厚さなど特には決められていません。もとは聖書などが使われていたようですが、お気に入りの本や直感的に「これだ」と思った本で大丈夫です。一人になれる場所で心を静めた状態で本を手にとり、知りたいことを唱えながら中身を見ないで本を開きます。占い結果は非常にシンプルで、開いたページに書かれている言葉がメッセージになります。

例えば、「好きな人にどうやってアプローチすればいい?」と唱えながら開いた本のページに「それが手に入らない場合は、もう一度、時間をおいて考えるのだ」という言葉が書かれていた場合、作戦を練り直すほうがよいのかもしれません。「音楽ってなんて素晴らしいのでしょう」という言葉だった場合は、わかりにくいのですが、「何か音楽関係のイベントに誘ってみる」「彼が好きな音楽に自分も関心を持つ」といった答えが想像(解釈)できます。質問に対して、ピンとこない言葉が書かれていても、頭を柔軟にして解釈すれば、メッセージを読み取れます。

頼りになる一冊を見つける

使う本に決まりはないので、お気に入りの詩集や小説、または菜根譚のような役に立つ言葉を集めた古典など、何冊か試して、自分に合うものをビブリオマンシー用と決めておくとよいと思います。小説は文字数が多いので、最適な回答を探すセンスが養われるかもしれません。詩集だと、すばやく言葉の意味を理解できそうです。また文字以外に、視覚的な要素からメッセージを読み取る写真集なども使えそうです。

手軽にできる占いだから、せっかくのメッセージを忘れてしまうこともあります。特に重要だと思える言葉が出てきたら、紙に書き留めておくと、心に残りやすくなります。そして、明るい結果につながったとき「言葉には魂が宿っている」と思えることでしょう。


統計などを土台としないこのような占いは、無意識からのメッセージをキャッチして、何かのツールを使って、外に知らせているとも考えられます。言葉がギッシリ詰まった本は、優れた媒介ツールです。

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