既婚女性が独身女性にした無神経な発言はよく話題にのぼりますが、逆はないのでしょうか？独身女性に言ってはいけない余計な言葉があるのと同じように、既婚女性にも言ってはいけない余計な言葉があるはずです。特に、独身主義や男性不信の女性は、結婚反対という自分の価値観を声高に語ってしまうことが少なくありません。そこで今回は、既婚女性が独身女性に言われて不愉快だった発言をご紹介します。何気ない発言で大事な友人を傷つけないために、要チェックです！
男なんて何しでかすかわからないもんね
これは、結婚しても仕事を続けることにした女性に男性不信の女性が言ってしまいがちな言葉です。暗に、「あなたの夫が浮気したら離婚するし、そのとき無職だと困るもんね」と言っているようですが、新婚さんにとても失礼です。結婚をしたら、友人の彼氏は、友人の家族になります。つまり、友人のお父さんのことを、「浮気するかもしれないよね」なんて言ったらとても失礼なのと同じこと。家族を侮辱されたら、だれだって怒りますよね？友人のことを大切に思うのであれば、友人の大切な人のことも悪く言わないように気をつけましょう。
毎日何してるの？ヒマじゃない？
専業主婦になった友人に、悪気なくしてしまう質問です。これは、専業主婦が一生懸命働いている独身女性に、「なんで毎日働いてるの？疲れない？」と聞くのと同じです。つまり、余計なお世話なのです。聞かれたほうは、いい気分ではありません。丁寧に家事をしていれば夕方になりますし、死ぬほど働いてきてやっと人生の休息期間を過ごしているのかもしれませんし、友人には話せない理由で専業主婦を選択したのかもしれません。純粋に気になるのであれば、「昼間はどんなことして過ごしてるの～？」と言い回しを少し変えるだけで、全く違う印象になります。
私はお金を自由に使えるから
この類の発言を、独身女性はついついしてしまうことがあります。「私は自由だから」「私は独身だから自分のためだけにお金を使える」などなど。でも、本当にそうでしょうか。奥さんが働いたお金は自分で使っていいという旦那さんは多いですし、結婚をしたことで精神的に安心して逆に自由を感じている既婚女性もいるでしょう。でも、そんなことを主張したら意地になっているみたいでおかしいから、黙って過ごしているかもしれません。大切な友人に、少しみじめな思いをさせていないでしょうか？逆に、「私は既婚だから家族のためにお金を使うのが楽しい」と言われたら、ちょっぴり複雑な気持ちですよね。
なんで結婚したの？
｢結婚するなんて理解できない！｣という裏の意味が感じ取れてしまうこの言い方に、既婚者は自分の決断を否定されたような気分になるでしょう。きっと、好きだからずっと一緒にいたいと思って、結婚をしたはずです。それが大前提なのだから、この質問自体が野暮だといえます。「親を安心させたかったから」などと、本音とは違う友人の答えを聞くことになるだけで、ちっとも楽しくありません。どうしても聞きたいのであれば、「結婚の決め手は？」という聞き方にすると、前向きな印象になりますよ。
女性は変化が多いので、ときには相手の立場に鈍感になってしまうことがあるでしょう。同じ立場になって初めて、あのときひどいことを言ったな、と気が付くことがあるかもしれません。お互いの立場を想像し、尊重しながらつき合っていけるといいですね。
