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星の作用が微妙に違う!

誕生日が同じ男女に見られる違いとは?

自分とまったく同じ生年月日に生まれた人でも、性格や人生がかなり違うと感じることがあります。西洋占星術は年月日以外に出生時間の影響も大きいのです。同じ日でも朝に生まれた人と夕方以降に生まれた人ではまた違います。また、それ以外に、同じ日に生まれても、男か女か、つまり性別で能力や人生の傾向に違いが見られます。なぜでしょうか。

天体が持つ意味が少し変わる

占星術では太陽系の主要天体がそれぞれ意味を持ちます。太陽は本人の個性や人生の目標、月は感情や個人生活、金星は美にまつわる要素や金銭運などです。しかし、天体によっては、男女で意味が少し違う場合があります。代表的なものが金星と火星です。金星は芸術や金銭を意味する天体ですが、男性の場合は女性運も金星で観ます。また、火星は行動力や情熱を示す天体ですが、女性の場合は男性運という意味も加わります。例えば、ある日のホロスコープ図が、金星の位置やアスペクト(角度)が良く、火星の位置やアスペクトが悪い場合、その日に生まれた男性は恋愛運に恵まれ、理想の女性と付き合える可能性が高くなります、しかし逆に女性はあまり恋の楽しさを味わえないかもしれません。女性で「男性に生まれていたらモテそう」といわれる人がいますが、そういう人は金星の状態が良好で、火星は……なのかもしれません。

金星、火星、月、太陽がほぼ該当

男女で意味が違ってくる天体は金星と火星の他に、太陽と月が挙げられます。太陽は本人のキャラクターや人生観を司る天体ですが、女性にとっての夫という意味も持ちます。また月は気分や個人的な生活を司る天体ですが、男性にとっての妻という意味も持ちます。太陽で夫運を、月で妻運を判断することが多く、「同じ日に生まれても、男女で結婚運が全然違う」状態です。また、天体は恋愛や結婚対象の好みをあらわします。相性占いをするとき、相手が男性なら金星や月が、相手が女性なら火星や太陽が、どの星座に位置しているか確認することで、相手の好みのタイプを割り出すことができます。

ハウス(室)も参考にできる

生まれた時間がわかっていると、ホロスコープに正確なハウス(室)を記入することができます。360度の円を分割し、1~12のハウスに分けます。1ハウスは本人の性質、2ハウスは金運、3ハウスは知識やコミュニケーションと、ハウスごとに示す分野があり、天体が入るハウスを確認することで、より精密な占断ができます。この中で8ハウスは結婚後の生活をあらわします。昔ほどではありませんが、女性は相手のもとに嫁ぐ立場であり、男性は自分のもとに相手を受け入れる立場です。環境が変わる、影響が大きいという点では、女性のほうが、8ハウスの重要度が高そうです。ここでも男女の違いが見られるかもしれません。


「人は皆、同じ」とはいえ、男女の性差はずっと存在します。違いがあるからこそ面白いのではないでしょうか。占星術の世界にもそれがしっかりあらわれています。

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