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予防を兼ねて定期的な検診を!

今、気をつけたい性感染症

12月1日は、世界保健機構(WHO)により定められた「世界エイズデー」。これを機に、HIVやエイズ、その他の性感染症について学んでみましょう。

HIV患者が、先進国で唯一増加している日本

HIVおよびエイズは、性感染症のなかでも完治の難しい病。しかし「国連合同エイズ計画」(UNAIDS)が中心となり世界で対策を推進してきた結果、世界における2008年のHIVおよびエイズの新規感染者は1999年より19%減少していることがわかっています。

そんな時代に逆行するように、日本は先進国の中では唯一、HIVおよびエイズ感染者が増加しています。増加の要因のひとつとして考えられるのは、日本人がHIV/エイズを自分には関係のない病だと捉えていること。現に、日本ではHIV検査を受けたことがない成人が圧倒的に多く、自分ではそうと知らずパートナーに感染させてしまっているケースが多いのです。特定の人としかセックスしないという人も、元カレとその前の元カレ、それらの元カノ……と辿っていくと、全員が感染していないと言い切ることは不可能でしょう。HIV増加やエイズ発症を防ぐためには、皆が正しい知識をつけ、検査を受ける必要がありそうです。また、HIV感染率は性感染症にかかると数倍高くなることも覚えておきましょう。

HIV/エイズの現状

世界:2009年の段階で、世界のHIV感染者は3,330万人、新規感染者は260万人。この年のエイズによる死亡者数は180万人に上るといわれています。

日本:2010年に新たに報告されたHIV感染者は1075人、エイズ患者は469人(凝固因子製剤による患者・感染者は除く)。実際にはもっと多くの患者がいると見られています。

性感染症とは?

性感染症とは、性行為やオーラルセックスなどにより感染すると定義されている病気。STD(Sexually Transmitted Diseases)ともいいます。

性感染症 チェックシート(女性用)

  • 今までに性感染症の検査をしたことがない
  • 性感染症に過去にかかったことがある
  • おりものの量が増えた
  • おりものは黄色や緑色で悪臭がする
  • 喉の痛みや違和感がある(風邪を除く)
  • コンドームはほとんど使わない
  • パートナーや自分の性器にイボがある
  • 性器にかゆみがある
  • セックスの相手は複数
  • パートナーには複数のセックス相手がいる(いた)
  • コンドームなしでアナルセックスをすることがある
  • キスやオーラルセックスでは性感染症はうつらないと思う

チェック結果

8~12個(感染危険度は高レベル!)

今すぐ検査をすべきだし、性感染症の知識をつける必要がありそう!!

5~7個(感染危険度は中レベル)

それなりに気を付けているのかもしれませんが、危険にさらされています。

0~4個(感染危険度は低レベル)

現在感染している可能性や今後かかる可能性は低いでしょう。


※いずれの結果でも、自覚症状がなくても感染している場合があります。気になる症状があれば、まずは検査を!

性感染症の種類

コンドームで予防できるものが多いものの、それだけでは防ぎきれない性感染症も。その種類や症状、感染経路などを紹介します。

HIV感染症/エイズ

HIVは、人に感染すると免疫力を低下させてしまうウイルス。正式にはヒト免疫不全ウイルスといいます。HIV感染後に治療をしないでいると数年から10年程で免疫力が低下し、健康であれば何ともないような菌やウイルスで病気にかかるのが特徴。エイズ発症の目安とされる病気(23種)に該当すると、エイズを発症したと診断されます。HIVウイルスの検出には感染から6~8週間が必要で、確実に検出するには感染から3ヶ月が必要になります。

症状

(1)HIV感染初期

感染後1~2週間後、一時的に風邪のような症状が出ます。既に感染源となりますが、この時期に検査をうけてもウイルスは検出されません。

(2)エイズ発症前

エイズ関連症候群(全身のリンパ腺の腫れが続く、発熱、下痢、体重減少、倦怠感)が出始めます。

(3)エイズ発症後

カリニ肺炎、カボジ肉腫、エイズ脳症などが発症すると、エイズと診断されます。

原因となる細菌、ウイルス

HIV(エイズウイルス)

感染経路

輸血、性行為(精液・さきばしり液・膣分泌液)、麻薬や覚せい剤の回し打ちなど、体液が相手の粘膜や傷口などに接触することで、血液内にHIVが入って感染。母子感染あり。

潜伏期間

6ヶ月~15年。平均7~10年。

治療法

エイズの発症を遅らせる抗レトロウイルス薬を服用。ただし、この薬に耐性の強いHIVウイルスも出てきています。HIVに感染している妊婦は、母子感染予防の治療を行います。

※コンドームを使用し、感染経路に注意を払うことが予防に。

性器クラミジア感染症

症状

女性:黄色や悪臭のあるおりものが出ます。放置しておくと、子宮頸管炎や骨盤炎に。

男性:膿や白色の分泌液が出るほか、排尿痛、尿道の不快感やかゆみも。前立腺炎や副睾丸炎になる可能性もあります。

※感染しても女性の約75%、男性の約50%に自覚症状がありません。咽頭や目、腸にも感染しますが、咽頭に感染した場合は風邪によく似た症状が起こります。粘膜に傷がつくため、HIV感染率が通常の3~4倍に。男女共に不妊症・早産・流産の原因になります。

原因となる細菌、ウイルス

クラミジア・トラコマティス。

感染経路

性行為。オーラルセックス。キス。喉に感染している場合、キスで喉から喉へ感染。性器感染している場合、性器に触れなければキスでは感染しません。母子感染もあり。

潜伏期間

1~3週間。

治療法

マクロライド系のクラリス、ニューキノロン系のクラビット等の抗生物質を2週間服用。ただし薬剤耐性菌の出現で治癒率が低くなっているため、経過を診て他の抗生物質が処方されることも。

淋菌感染症(淋病)

症状

女性:女性は感染に気付きにくいものの、主に子宮頸管炎を引き起こします。排尿痛や尿道不快感、痒み、黄緑色のおりものや膿、悪臭といった症状が出ます。卵管を経由して感染が腹部に広がることも。

男性:淋菌感染で男性は主に尿道炎を起こします。尿道口が赤く腫れ、膿が出るほか、排尿・勃起時の激痛やかゆみ、灼熱感も。症状が治まっても未治療であれば尿道内に菌は潜伏しています。精巣上体炎の併発もありえます。

※喉や目などに感染する場合も。多いのは、性器クラミジア感染症と同時感染しているケース。感染者はHIV感染率が3~4倍に。男女ともに不妊症の原因にもなります。

原因となる細菌、ウイルス

淋菌。

感染経路

性行為。オーラルセックス。キス。母子感染あり。

潜伏期間

数時間~9日。

治療法

ペニシリンなどの抗生物質の注射や内服薬での治療。ただし、薬剤に耐性の強い菌が出現しており、効果のない場合も。

梅毒

症状

●第1期(約3週間後)

皮膚や粘膜の小さな傷から細菌が入り、感染。感染箇所に潰瘍や赤いしこりができます。太ももの付け根(リンパ節)が腫れますが、痛みはありません。女性では感染に気付かない場合がほとんど。

●第2期(約3ヶ月後)

全身のまばらにできる赤い斑点。皮膚から盛り上がったブツブツ。体の中心から顔・手足に、ピンク色の円形のあざ。後頭部の脱毛。これら症状は3ヶ月~3年程続いて自然に消えます。

●第3期(3年~10年後)

ゴム腫と呼ばれる大きめのしこりが、皮膚や内臓にできます。

●第4期(末期症状)

関節炎や手足の感覚の喪失。心臓、血管、目、脳などに重い障害が現れ、やがて死に至ります。

※症状は第1期~第4期までありますが、医学の進歩で第3~4期は見られなくなりました。梅毒感染にかかると、HIV感染率が通常の2~5倍高くなります。

原因となる細菌、ウイルス

梅毒トレポネーマ。

感染経路

性行為。オーラルセックス。輸血。まれに食器からの感染なども。母子感染あり。

潜伏期間

3週間。

治療法

ペニシリンの内服。

膣トリコモナス感染症

症状

女性:膣や外陰部に強いかゆみが生じ、白や黄色の泡状で悪臭を伴うおりものが増加。排尿時と性交時に痛みが生じる場合もあり、悪化すると外陰部が赤くただれます。無症状の場合も。

男性:男性のほとんどが無症状ですが、尿道からの膿、排尿時の軽い痛みや不快感、性器のかゆみや灼熱感などがあります。

原因となる細菌、ウイルス

トリコモナス原虫。

感染経路

性行為。オーラルセックス。下着、タオル、便器、浴槽での感染も。

潜伏期間

2週間。

治療法

フラジール膣錠・フラジールの内服。

※公衆浴場などでは下着の置き場所にも気を配り、床に座ったりしないこと。

性器カンジダ症

症状

女性:外陰部が赤く腫れ、痒み、ピリピリ感などの症状が出ます。白いヨーグルト状や、黄色いカス状、ポロポロとしたカッテージチーズのようなおりものが出ます。

男性:男性の発症はまれですが、性器の痒み、包皮の赤いただれなどの症状が出ます。

原因となる細菌、ウイルス

カンジダ菌。カビの一種で、膣内に常在している真菌。

感染経路

性行為。風邪や疲れ、寝不足、ストレスなども体の抵抗力を下げるため、発症の原因になります。ステロイドや抗生物質の使用時、生理前なども発症しやすい傾向が。

潜伏期間

特定不能。

治療法

膣内錠と塗り薬の平行。膣内洗浄。

※疲労やストレスをためないことが予防に。ステロイドや抗生物質の長期使用にも気を付けましょう。

性器ヘルペス

症状

性器周辺にヒリヒリ感やむず痒さが生じ、その後、性器またはお尻付近に直径1~5mm程の痛みのある水泡や潰瘍ができます。太もものリンパ節の腫れや痛み、発熱にくわえ、歩行時や排尿時に激痛が走る場合もあります。2~3週間で症状が落ち着く場合が多いのですが、体の別の部位への感染や他者への感染を防ぐ意味でも受診しましょう。妊娠中にかかった場合は、帝王切開になる場合もあります。口への感染でヘルペス性口内炎や口唇ヘルペス、目への感染で角膜ヘルペス、脳への感染でヘルペス脳炎、ヘルペス性髄膜炎になります。

原因となる細菌、ウイルス

単純ヘルペスウイルスⅡ型(Ⅰ型の場合もあり)

感染経路

性行為、オーラルセックス、キス。感染力が強く、トイレの便座や電車のつり革、温泉や銭湯などからも感染します。

潜伏期間

2~7日

治療法

抗ウイルス剤の服用、塗り薬の使用。

※ヘルペスウイルスは神経節に潜伏するため、完全に死滅することはありません。抵抗力が落ちているときに再発する可能性があります。疲労やストレスをためず、充分な睡眠をとり、過度の飲酒はひかえるなど、免疫力を低下させない工夫を。日本での感染率は5~10%といわれています。

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)

症状

性器・肛門周辺に、米粒大の先端が尖ったイボができます。形は乳頭状、カリフラワー状など。かゆみや痛みはない場合がほとんどで、進行するとイボの数が増えて大きくなります。イボができない場合もありますが、放置しておくと陰茎がんや子宮頸がんの原因に。

原因となる細菌、ウイルス

ヒトパピローマウイルス(HPV)

感染経路

性行為、オーラルセックス、性器への慢性的な刺激。キスで口に感染する場合も。

潜伏期間

1ヶ月~1年。

治療法

レーザーまたは電気メスで焼却、液体窒素による凍結、硝酸銀による治療。レーザーはほとんど保険が利かず、治療費が数万円になることも。

ケジラミ症

症状

陰部に1~2mmのカニ状のケジラミが寄生して吸血し、強い痒みを伴う湿疹を発症します。ケジラミは1日に2~3個の卵(1mm程で細長く黒い)を毛の根元付近に産み、7~10日で孵化、1~2週間で成虫に。まゆ毛や腋毛に寄生することもあります。洗濯物は熱湯消毒してから洗うなどしないと、一度落ちたケジラミが再び寄生することもあり、注意が必要です。

原因となる細菌、ウイルス

ケジラミ(寄生虫)。

感染経路

性行為。下着の共用。シーツ。タオル。

潜伏期間

すぐに発症。

治療法

ケジラミ駆除用の「スミスリンシャンプー」を使用。付属の専用櫛でケジラミや卵をこそぎ落とす。陰毛をすべて剃るのも有効。

疥癬(かいせん)

症状

皮膚の角質層にヒゼンダニが寄生して発症します。腹部、お尻、ワキの下、腕などの皮膚に激しいかゆみのあるブツブツやしこりができ、ミミズ腫れのように線状に皮膚が盛り上がったり、軟らかく赤い隆起が見られたりすることも。通常の疥癬と角化型疥癬(ノルウェー疥癬ともいう)があり、角化型は重症感染症、悪性腫瘍などの基礎疾患や副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制剤などの投与による免疫力の低下に伴って発症します。手などの摩擦を受けやすい場所に、蠣(かき)の殻のように厚い角質が増殖します。

原因となる細菌、ウイルス

ヒゼンダニ(0.2~0.4mm)。

感染経路

皮膚同士の接触で感染。近年では高齢者の介護時に感染するケースも増えています。

潜伏期間

1ヶ月。

治療法

殺ダニ作用を持つ硫黄剤、安息香酸ベンジル、クロタミトンが使用されます。角質融解剤を使ったり、角質を除去したりすることも。角化型疥癬は個室に隔離することになります。

細菌性膣炎

症状

さらっとした灰色のおりもので量は少なく、悪臭を伴う場合も。約半数の人が無症状ですが、流産や早産の原因にもなります。

原因となる細菌、ウイルス

大腸菌、ブドウ球菌など。

感染経路

性行為。オーラルセックス。大便の拭き方が悪かったり、生理用品や避妊具に雑菌がついていたりしても感染します。免疫力が落ちた時にも起きやすい病気です。

潜伏期間

1~5週間。

治療法

クロマイ膣錠などの抗生物質による治療。

※不潔な環境を避けることが予防になります。

外陰炎

症状

女性のみかかる病気で、膣炎と合併して起こることが多いのが特徴。性器のかゆみや痛み、腫れ、おりものの増加のほか、不正出血や性交時の痛みなどがあります。通気性が悪く締め付けの強い下着、おりものシートなどによる外陰部の不衛生な状態、傷やかぶれなどに微生物が感染して炎症を起こします。

原因となる細菌、ウイルス

ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などのほか、カンジダ菌、ヘルペス菌、クラミジア菌でも発症。

感染経路

性行為。不衛生な環境・摩擦も原因に。

潜伏期間

不明。

治療法

原因菌の特定をし、抗ウイルス剤を含んだ薬の塗布や服用を行う。通気性のよい下着を使用し、患部を清潔に保つ。

肝炎(A型・B型・C型)

症状

A型肝炎は、他の肝炎に比べて症状が強く出るのが特徴。2~3ヶ月で自然に治る場合もありますが、まれに死に至ることもあります。B型肝炎ウイルスは、感染しても60~70%は症状が現れずに回復します。C型肝炎ウイルスは、自覚症状が見られるのは20~30%です。

いずれも倦怠感や発熱、おう吐、筋肉痛、尿の色が濃くなる、白い便が出る、腹部が張る、黄疸が出る(皮膚や白目、歯ぐきなどが黄色くなる)などの症状が現れます。慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんに進行することもあり。

原因となる細菌、ウイルス

それぞれ、A型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス。

感染経路

A型:A型肝炎ウイルスは便に排出されるため、アナルセックスやオーラルセックスで感染。汚染された生の魚介類(特に牡蠣)や海外の不衛生な生水。

B型・C型:性行為。輸血。注射器。カミソリや歯ブラシの共用。刺青。母子感染あり。

潜伏期間

A型:1ヶ月位。B型:6週間~6ヶ月。C型:2週間~3ヶ月

治療法

B型:インターフェロン療法、インターフェロンと副腎皮質ステロイドホルモンの併用療法、ラミブジン薬の内服/C型:インターフェロン療法と血液浄化によるウイルス除去療法などの併用。

※上記で紹介した他にも複数の性感染症があり、前立腺炎、精巣上体炎、亀頭包皮炎といった男性特有の性感染症もあります。

保健所なら、HIV検査が無料・匿名で!

全国の保健所・HIV公的検査機関であれば、HIV検査が匿名・無料で受けられることをご存じでしょうか。HIVに対する抗体ができているかどうかを血液検査で調べて、感染の有無を確認するというもので、採血するのは約5mlとわずかな量です。

検査結果がわかるのは約1週間後ですが、検査機関によっては「1時間後に結果がわかる」「他の性感染症検査も一緒に受けられる」といったところも。ちなみに、その日のうちに検査結果がわかるのは陰性の場合で、陰性と確認できなかった場合は別途確認検査が必要となります(その場合の結果は1~2週間後)。

【検査を受けるタイミング】

感染の可能性のある日から3ヶ月以上経ってから検査を受け、陰性と出た場合は、感染していないとみていいでしょう。3ヶ月以内の検査では、感染していても陰性と出る可能性が高く、3ヶ月後に再検査する必要があります。

【検査機関の調べ方】

「エイズ予防情報ネット」(エイズ予防財団)、「HIV検査・相談マップ」(厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業「HIV検査相談体制の充実と活用に関する研究」班)などのHPから、「都道府県」「その他性感染症の検査」「土日検査対応」などの条件を指定して、検査機関・相談窓口が検索できます。

【検査キットを郵送する方法も】

そのほか、自宅で尿・膣分泌液・血液・咽頭のぬぐい液などを採取して検査できる「STD検査キット」(有料)も、ネットショップなどで販売されています。採取するものは検査内容により異なりますが、いずれも簡単に採取できるので安心。難しく思われがちな採血も、ランセットという採血器具を押しあて、数秒で終わります。検査結果は後日郵送、もしくはネット上での確認になり、最短翌日(土日祝日を除く)で結果がわかる場合も。こちらは病院に行く暇がない、恥ずかしいというあなたに。

エイズ治療薬は、感染予防にも有効

国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)は2011年7月13日、エイズ治療用の飲み薬(抗レトロウイルス薬)でエイズウイルス(HIV)感染が6~7割予防できることが明らかになったと発表しました。世界中で安価なジェネリック製品も売られており、さらなる効果に期待が高まります。


性感染症はそのほとんどが放っておけば悪化する恐い病気。その他の病気を誘発することも、死に至る危険性もあるのです。いわゆるピンポン感染(互いに病気をうつし合う)を防ぐためにも、検査の際はパートナーにも受診してもらいましょう。性感染症を扱う診療科は性病科、泌尿器科、産婦人科、皮膚科などで、主に尿、分泌物、おりもの、血液などを採取して検査します。心配がない場合でも、予防を兼ねて定期的に健診を受けることをお勧めします。

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