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運気を上げる四字熟語はこれ!

学生時代覚えさせられた四字熟語には実は深い意味があり、理に適った言葉がいくつもあります。言霊という概念があるように言葉には魂が宿り、信じてみるとその通りになったりします。運勢や縁起の良い言葉に囲まれて行動を起こしていく、まさに言葉のパワーを身に纏うのです。自分の心情のなかで「こうありたい」「こんな生き方をしたい」というものがあるでしょう。そんなあなたにぴったりの四字熟語がきっと見つかるはずです。携帯電話の待ち受け画面などで毎日目にして、運気を上げることが期待できる四字熟語を挙げました。

出会いに関する四字熟語

「千載一遇」は文字通り千年という長い月日のなかで巡り合えるのはただ一度きり、それだけ貴重で素晴らしい出会いを意味します。「千」という字は数多あるという意味でいろいろな経験、多様な考えといったイメージが伴います。豊かさとも相関するもので縁起が良い字です。そしてそのなかで一つの出会い。何だかロマンチックに思えてしまいますね。

「邂逅相遇」は思いがけない偶然の出会いを意味します。「邂逅」は出会うことで、偶然性の意味合いが強くあります。「遇」は「気が合う」とか、「夫婦になる」という意味もあり、恋愛での大切な出会いはまさにご利益となるものです。

愛情に関する四字熟語

「暮雲春樹」は遠く離れた友を想うことの意味です。杜甫の詩で「春に芽吹いた樹木にあなたを想う。あなたも夕暮れの雲を見て私を想っているだろうか」という内容のものがあり、ここから成り立った四字熟語です。友を好きな人に見立てれば遠距離恋愛に当てはめることができるでしょう。遠く離れても愛する気持ちを届けたいという健気さが遠距離恋愛を成就させることにつながるのではないでしょうか。遠距離恋愛をしている方にはぜひ思い留めておいてほしい四字熟語です。

「連理之枝」は男女が固く深い愛情で結ばれたことを意味する四字熟語です。もともと根や幹が別々に生えていた二つの木が枝から絡み合い、つながりが生まれてやがて一つになるというものです。恋愛はこうあるものと示した四字熟語でしょう。やがて一つの木になり、運命を共にしていく愛がここにあります。「愛」という字が含まれていなくてもこのように情愛を語れるところに、日本語の奥深さを感じられるのではないでしょうか。

生き方に関する四字熟語

「無病息災」は病にならず、心身ともに健康でいることを意味します。初詣などで絵馬に記すことが多い四字熟語です。息災は、もともと仏教用語で仏の力で災いを鎮めることが由来とされ、スピリチュアルな力が宿った言葉です。健康でいることが生きるうえで大前提となり、そのために気をつけるべきことを日々の生活のなかで意識づけることにもなるでしょう。

「夢幻泡影(むげんほうよう)」は、人生とははかなく一瞬なので大事に生きよという意味の四字熟語です。『金剛般若経』という仏教の教えからきている言葉で夢や幻、泡や影ははかなく、そのものをゆっくりと実感する間が短いものと捉えられています。人生にもこうした考えを持ち、今の一瞬一瞬が貴重で、かけがえのない時間だとの認識を持てと諭しています。一度きりしかない人生でどう有意義なものにするか、考えさせられる四字熟語でしょう。


四字熟語はそれぞれに意味が深く、成り立ちにも由来があります。漢字にも神や仏に起因したものがあり、言葉に力が宿っているものとの言い伝えがあります。言葉の意味や教えに感銘を持ち、心を動かされることで自分にも四字熟語の思想が憑依することも。運気が上がる四字熟語の文字を日々見つめ意味を問い直し、メンタリティに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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