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サビアンシンボルを読み解く!

第2回 牡牛座の特徴とサビアンシンボル

サビアン占星術とは、アメリカの占星家によって作られた新しい占星術です。12星座それぞれをさらに30に区切って、それぞれにシンボルが存在します。このシンボルは、チャネリングによって得られたもの。自分自身をよく知る手掛かりになります。まずは、自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽が示すのは、人生の目的。あなたの人生の目的のシンボルは、どのようなものでしたか?

今回は、牡牛座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

牡牛座ってどんな星座なの?

牡牛座の特徴といえば、自分自身に本来備わる肉体や資質を最大限に活用するところにあるといえます。周囲と交わって連携を取りながら進めていくというよりは、ある意味自閉的な、職人気質があるといわれています。運命に従い、己の道を進むという強い意志と共に、牡羊座の抽象的・概念的な部分を、今度は地に落とし込んでいくというところが、牡牛座で行われることです。牡羊座では、自分とは何かを追求してきました。けれど、牡牛座ではそれを今度は、地上で実現していくことになります。

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。たとえば、あなたの太陽の度数が牡牛座の7.5度であれば、サビアンシンボルは8度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「雪がまだ降っていない時期のソリ」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、牡牛座生まれのあなたは、牡牛座の性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

牡牛座の1度は「清らかな山の小川」

サビアンシンボルの牡牛座1度は、「清らかな山の小川」です。これは、純粋な意味で、自己実現をしていくことを示しているほか、小川という流れに逆らえないもの、すなわち運命に従って生きていくことが象徴されています。先にも紹介した通り、牡牛座は自分にあらかじめ備わっている肉体や運命を使って生き抜いていく星座です。そこにはある意味、宿命的なものがあり、それが小川という逆らえないものとして表現されています。一方、「清らかな」ということは、より純粋に自分の資質と向き合うことも示します。

牡牛座のサビアンシンボルの流れ

牡牛座はこのように、まず川の流れという、ある意味課せられた運命に沿って生きていくところから始まります。5度までは運命を知り、その流れに沿うことで、多大な報酬を手にできるということを学んでいきます。そして6度~10度では、いよいよ自分の人生を切り開き、自己実現を図っていきます。未熟だった初期の頃は、自分のエゴと周囲との衝突を経験することもありました。それを踏まえて、6度の「渓谷にかけられる建設中の橋」というサビアンシンボルが象徴するように、個人のエゴを押し通すことなく、他人との交流・協力が大事であることに気付いていきます。11~15度では、個人的な愛情を追求していきます。これは牡牛座の最も自分の資質を洗練させる流れであり、とても発達はするものの、所有欲や物欲が尽きないことも。買い物のし過ぎには気を付けたいものです。そして、16度~20度では、より精神面の独自性を追求していきます。この範囲に太陽の配置を持つ人は、とても哲学的な人でしょう。そして培い、鍛えたあらゆる資質を、21度~25度で、最大限に社会的貢献を果たします。26度からは、伝統的な文化・芸術を元に、自分自身の方向性を定めていきます。


いかがでしたか?牡牛座に太陽を持つあなたは、きっと思い当たる節があったのではないでしょうか。ぜひ自分のサビアンシンボルを調べて、自分自身の才能と資質を磨いていきましょう。

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