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ホロスコープ、ハウスのお話

生活の中心の違いを理解する~4室と10室の違い~

12のハウス(室)それぞれがテーマを持つ

天体の配置図「ホロスコープ」を用いて、性格や人生を占う西洋占星術。生年月日だけでもかなりの情報が得られますが、出生時間と出生地がわかっているとさらに精密な占断ができます。12星座をあらわす円を、時間と場所から割り出す境界線で区切り、1~12のハウス(室)を設定します。各ハウスには意味があり、1室と7室、2室と8室など、向かい合っているハウスは、反対の意味を持ちつつ、共通のテーマを持っていると考えられます。4室とその向かいの10室について説明します。

家庭や社会、どこに目が向くか

ホロスコープで4室と10室の状態は、その人が人生で生活の基盤をどこに置くか、また、どのように関わっていくかをあらわしています。まず、4室が示す場所は家庭です。4室に惑星が多く入る人は、人生で家庭生活というものが大きなウエイトを占めます。家庭生活が順調か否かは入る惑星の種類により違いがありますが、関心自体は大きいでしょう。逆に10室に惑星が多い人は、家庭を飛び出して社会生活に強い関心を示します。10室が示す場所は広い社会です。仕事や社会的な地位は、この人にとって重要なテーマ。10室というのは、MCという人生の到達目標をあらわすハウスでもあり、影響の大きいハウスです。

惑星の多さが過剰な期待につながることも

家庭生活を意味する4室に惑星が多く、10室に惑星がない人は、仕事や社会活動にあまり関心を示さないかもしれません。たとえ社会で華々しく活躍できる能力を備えていても、外にアピールしようとは思わない傾向があります。周囲は「あんなに優秀な人がもったいない」と思うのですが、本人は家庭やプライベートな生活が充実していれば満足です。しかし、このタイプの人の落とし穴といえるのが、家庭に期待しすぎることです。よくありがちな軽い家庭不和の状態になったぐらいでも、精神的なダメージがかなり大きいでしょう。ところが、4室に惑星がない人だと、そこまで辛く感じません。家庭を極端に重視しないからです。4室に惑星がなく、さらに10室に惑星が多いと、まさに仕事人間になる可能性があります。このタイプの人は、どうにかして社会で認められたいと思っていそうです。

違いを長所だと考えれば、お互い動きやすくなる

家庭と社会はある意味、対極の場所です。よって同じ惑星でも、4室に入る場合と10室に入る場合では影響が違うことがあります。木星や金星などは、どちらにあっても幸運の要素が強いのですが、それが火星になると少し違います。攻撃や情熱を示す火星が4室にあると、家庭でのトラブルやケンカに結びつくことがあります。しかし、10室にあると攻撃性がエネルギッシュに仕事に挑むという形であらわれ、それなりの地位に上り詰めることも考えられます。もし、自分が10室重視タイプで、結婚相手が4室重視タイプだとしたら、相手が常に家庭第一という価値観で、考え方が合わないと感じるかもしれません。また、逆のパターンだと、相手のことを、家庭を顧みないタイプだと思いそうです。でも、異質といえば異質ですが、補完し合う関係だと考えればいいのです。片方が家庭をしっかり守るから、もう片方は仕事に邁進できる。片方が仕事で経済的な基盤をきちんとつくるから、もう片方は安心して家庭のことに集中できるというわけです。お互い相手の良さを理解しましょう。

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