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自分自身のことをもっとよく知るために

ホロスコープで太陽を深く読み込んでみる

ホロスコープで使用する10個前後の主要天体には各々、意味や象徴があります。中でも太陽は本人のパーソナリティーに大きな影響を与える天体です。女性は月の影響も大きいのですが、月が無意識の性質だとすれば、太陽は意識して成立させる自分だと言えます。そう考えると、成長し、大人になるほど、太陽の性質が強まると思います。自分のホロスコープの太陽をじっくり読み込んでみると、色々なことがわかります。

星座(サイン)と3区分4区分

太陽が位置する星座を確認して、その星座は3区分(活動・不動・柔軟)と4区分(火・地・風・水)ではどの属性に分類されているか確認しましょう。例えば天秤座であれば、活動・風です。内面的には風のこだわらない軽やかな知性を持ち、外面(行動)ではそれを自ら積極的に発揮しようとします。

在位ハウス(室)

時間と出生地を考慮する正確なホロスコープではハウスが割り出されます。太陽が何ハウスにいるか確認しましょう。1ハウスなど目立つ場所にいる場合は、堂々とした中心人物になりたいと考えます。逆に12ハウスなど隠れた雰囲気の場所だと、ひっそりとした生活を好むかもしれません。外国をあらわす9室だと、海外生活を夢見ることがあるでしょう。他にもそのハウスが象徴する場所や状態に自分を置きたがる傾向です。

アスペクトを形成する天体

太陽にアスペクト(意味を持つ角度)を形成する天体があれば、その天体の影響を受けます。太陽に金星がコンジャンクション(0度)やソフトアスペクト(60度、120度)を形成する人は、優美・温和・芸術的・裕福などの性質を帯びるでしょう。また、そのようになろうと意識します。しかし、金星がハードアスペクト(90度、180度)だと怠惰・贅沢といった方向に流されやすくなります。水星なら若々しさや落ち着きのなさ、火星だと活力や攻撃性と、どの天体にも長所と短所があり、どちらがあらわれるかはアスペクトの種類によって変わります。また、太陽は女性にとって夫も意味するので、夫の性質としてあらわれる場合もあります。

度数の大小

ホロスコープ上の天体には、0~29度までの度数が与えられます。0度に近いほど天体が若く、29度に近いほど成熟、老いていると考えます。若すぎる天体は未熟と言われ、性質を発揮しづらくなります。例えば、牡羊座に太陽があれば、正直で行動力に富む人物になりやすいのですが、もし太陽の度数が0~5度などだった場合、行動力はあっても軽はずみで失敗を繰り返したり、すぐに感情的になって人間関係に亀裂をおよぼしたりするかもしれません。また、逆に29度も涙の度数と言われ、あまり良い意味を持ちません。適度に成熟した度数だと太陽の長所が発揮されやすくなるでしょう。

年齢域における自分の姿

月は0~7歳、水星は8~15歳、金星は16~25歳と、各天体にはつかさどる年齢域があります。太陽は人生における26~35歳の時期を担当しています。太陽が暗示する運命は特にその年代の頃にあらわれます。例えば、金星が理想的なアスペクトを多く持っていて、太陽が地味な雰囲気だと、学生時代や社会人になりたての頃は華やかな人生を送るが、20代後半になると勢いが弱くなる、といった具合です。


このように太陽は人の個性や人生を判断するのに役立つ天体です。実際には他の天体とのからみも大切ですが、まず、自分自身である太陽を掘り下げる読み方も楽しいものです。

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