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恋の形 ~牡羊座女性の場合~

仕事、生活態度、遊び方と星座ごとの個性が出る場面は色々あります。恋愛もその一つ。12星座ごとの恋の形。例えば、牡牛座の女性はこんな恋をします。牡牛座女性の恋のストーリーです。

体を張るほどの情熱

新学期、新しいクラスを見渡して、牡羊座生まれの羊子の目に飛び込んできたのが、濃い顔立ちをしたセイジ。全身から漂う男臭いたくましさにまさに一目ぼれ状態だった。考えるよりも早く動く羊子はさっそくアプローチを開始する。「女は男に愛されるもの」といった姫扱いなどは元々、求めていない。全身全霊で恋する気持ちを伝え、相手のためになることを考えて、実行するのだった。しかし、セイジはかなりのモテ男。常に取り巻きに囲まれ、カレの本命を目指す女たちから羊子に負けない猛アプローチを受ける日々だった。 だが、羊子はひるまない、諦めない。いつも、飲みや遊びにカレを誘っていたが、ある日、大胆な賭けに出る。「私と二人で旅行に行かない?」。付き合ってもいない相手に堂々とこう言った。セイジは少し驚いていたが、そこは恋愛慣れしたモテ男。羊子の誘いを受け入れた。

一直線の愛情は薄れない

二人が向かったのは、海辺のオシャレなホテル。豪華なシーフード料理を堪能したその夜、二人は結ばれた。羊子は常に真剣勝負。「ヤルだけヤラれて、ヤリ捨てされるかも」と考えて、もったいぶることはしない。モテる相手にただの据え膳にされる可能性は十分考えられたが、たくさんのライバルに差をつけるため、誰より早く行動した。そして、勝負はついた。あまりにも一途で真剣な羊子の思いにセイジが応えたのだった。二人は正式に彼氏・彼女の仲として付き合うことになり、周囲にもそれを知らしめた。羊子は幸せの絶頂にいた。相手が手に入ったからといって、愛情の手抜きをしないところが彼女の誠実さ。セイジに情熱的な愛を注いだ。

誠意の終わりはすべての終わり

ところが、それから三ヶ月もしないうちにセイジの浮気が発覚した。モテる男だから仕方がないのかもしれない。羊子はカレを問い詰めた。「あれはあくまで遊び。言い寄ってきたから一回だけ寝たんだ。本命はあくまでオマエ。オマエのことは本当に大事だ」、これがセイジの返答だった。けれど、羊子はカッときた。瞬間湯沸かし器的に相手にビンタをくらわせ、蹴りを入れた。そのまま、一方的に別れを告げ、メールも電話も一切無視した。さんざん追いかけた相手を、一瞬の感情で手離す。「モテる相手だから仕方がない」という理屈は羊子には通用しない。制限なく時間やお金を注ぎ込んだ相手でも、別れを一切、後悔しない。自分で選んで、自分で決意して、後ろは振り返らないのだ。そんな彼女の純粋さに打たれて、手を差し伸べようとする男性が自然とあらわれる。けれど、彼女はそれに乗らない。あくまで、自分で選んだ相手しか視界に入れないのだ。じきにまた情熱が蘇る。

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