「あの時こうしておけばよかった」。そんな瞬間は、誰もが過去に一つや二つは持っていることでしょう。映画のように過去・現在・未来を行ったり来たりできる時代はまだきませんが、ひょっとしたら未来の自分が、「今の自分ならあんな失敗はしないのに」という思いから、過去の自分へメッセージを送ってくれているかもしれません。あなたがそれに気づいていないだけだとしたら…？
1. デジャブ
デジャブは既視感と訳されるように、過去からのメッセージだという説をよく耳にしますが、実は未来からのメッセージの可能性もあります。「あれ、なんか見たことあるシチュエーションだ」と思っても、ほとんどの人はそこで不思議がるだけで、忘れてしまいます。でもちょっと待って。浮かんだイメージが消えないうちに、「この先って…」と続きを読み取る努力をしてみましょう。「こうしたほうがいいよ」という未来の自分からの映像メッセージを受け取れるかもしれません。
2. 何度も見たくなるドラマや読みたくなる本
不思議と気に入って、何度も見ている映画やドラマ、または繰り返し読んでいる愛読書がありませんか？ その中に、未来の自分からのメッセージが含まれているかもしれません。未来の自分は、姿を現して「こうしたほうがいいよ」と言葉を告げるほどの力はないのかもしれません。そこで、ヒントを出してくれているのです。お気に入りの話のどこが「いいな」と思うのか、「変だな」と思うのか。隠されたメッセージを見つけるつもりでもう一度見たり読んだりしてみましょう。
3. 未来の自分あての手紙を書いて寝る
夜寝る前、それもかなり眠い状態で、未来の自分あてに手紙を書きます。特に悩み事がある時などにおすすめです。「こんな悩みがあるけど、どうしたらいいと思う？」という漠然としてものでも、「AくんとBくん、どちらを選ぶべき？」といった具体的なものでもOK。書き終えたら、未来の自分がその手紙を受け取って開いて読んでいるところを想像しながらすぐに寝ます。その夜、その答えを暗示する夢を見ることができるかもしれません。
未来の自分は誰よりも信用できる自分の味方です。もし、今の自分を見守ってくれているなら、もし、メッセージを送ってくれているなら、それを見逃したくないですね。気を付けていると、日常生活のあちこちに不思議なメッセージらしき痕跡を見つけることができます。ご紹介したのは、そのうちの3つ。あなたの周りにはメッセージが届いていませんか？
