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占星術で恋愛のススメ

星の動きをつかんでチャンスの時期を知る

宇宙の惑星が人間に影響を及ぼすと考える占星術。占いのパターンとして一般的なのが、まず、生まれた瞬間の惑星の位置から性格や人生の傾向を探るネイタル・チャートの解読だと思います。そして、それも面白いけれど、未来に何かをするときのタイミングを決められるのも占星術の奥深さです。未来の惑星の動きを把握して、タイミングを探りましょう。

※この記事は誕生時のほか、進行中の惑星についても、ある程度知識を持つ方向けです。

進行中の惑星がネイタルに影響を及ぼすタイミング

例えば、幸運の星といわれる木星が、太陽や月にコンジャンクション(0度)やソフトアスペクト(60度、120度)を形成するときは基本的に幸運期といえます。木星は進行中の度数で、太陽や月はネイタルで考えます。いろいろな物事を始めるのに適しますが、特に木星が5室や7室に入ると恋愛や結婚に関して、また、2室や10室に入ると仕事面に関して、影響が強い傾向です。恋愛や仕事に関して叶えたいことがあるときは、この時期を狙うとよい結果が得られやすくなります。ただし、木星は動きが遅い惑星なので、チャンスの到来まで何年も待っていられないと思うでしょう。ですから、木星以外に金星や水星といった動きの速い惑星も使用します。ネイタルの太陽や月に進行中の金星がコンジャンクションやソフトアスペクトを形成する時期は愛情運が活発になり、水星であれば、勉強や仕事でよい結果が出やすくなります。「好きな人にアプローチをする」「キャリアアップに励む」など惑星の後押しを利用して、自分のやりたいことを叶えるとよいのです。

感受点も有効

また、太陽や月だけでなく、ASC(アセンダント)やMC(ミッドヘブン)といった感受点に進行中の木星や金星、水星がコンジャンクションやソフトアスペクトを形成する時期もよい影響を受けやすくなります。ASCは主にプライベートな事柄、MCは仕事など社会的な事柄にあらわれます。

進行中の土星も確認する

木星のアスペクトと同時に確認したいのが土星です。土星は試練をもたらすといわれる惑星なので、進行中の土星が太陽や月にコンジャンクション(0度)やハードアスペクト(90度、180度)を形成すると、苦しい状態が続いたり、物事が停滞したりします。木星から強力な後押しがある時期でも、土星からマイナスの影響を受けると、丸ごとの幸運期とはいいにくくなります。ただし、土星には物事を制限する性質があり、アスペクトを形成する時期は、ダイエットなどには向くといわれています。

オーブはできるだけ狭めにとる

そのほか考慮する点としては、オーブ(アスペクトの前後の許容範囲)はできるだけ狭いほうがよいでしょう。また進行中の惑星が、太陽や月から離れる時期より、近づく時期のほうがよりよいタイミングです。120度を過ぎてしまった121度より、これから120度に近づく119度のほうがいいというわけです。


惑星の応援を受ける時期は、運気が上昇するだけでなく、持って生まれた運勢の弱点を解消しやすい時期でもあります。「女子力を高めた」「積極的に営業をかけた」など好調だった時期に自分がした行動を覚えておき、以後もそれを心がけることで、長い人生によい影響がもらされます。星の力を借りずとも、自分で人生を切り開いていけるようになるでしょう。

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