• 紛失物
便利な占い術の使い方

占いの力を借りて行方不明の物を探してみる

普段、使っている小物がどこかに消えて、大焦り。いわゆる失くし物(失せ物、紛失物)を探すのに、占いを活用している人もいるようです。「ある程度、探してみたけれど、見つからない」という場合、占ってみるのもいいかもしれません。

ホラリー占星術で探してみる

一般的な占星術は、ホロスコープの作成に生年月日や出生地などの情報を必要としますが、それらを必要としないのがホラリー占星術です。「その事柄について占いたいと思った瞬間の日時と場所」を基準としてホロスコープを作成し、リーディングします。リーディングのポイントは対象とする人や生き物、物などそれぞれに該当するハウスとそのルーラー(支配星)がどのような状態か確認することです。ハウスは自分について占うなら主に1ハウスを、失くし物の場合は物質を示す2ハウスなどを使用します。

「〇年〇月〇日〇時〇分、△△市」と、占おうと思った瞬間のデータでホロスコープを作成し、2ハウスの状態を見ます。2ハウスのカスプ(境界線)が双子座の場合、ルーラーは水星なので、水星を確認します。もし、水星がアクシデントを示す天王星とハードアスペクトを形成していると、「失くし物は何かトラブルに巻き込まれて見つかりづらい」、水星のそばに水に関連する海王星があると「洗面所など水回りにあるかもしれない」、水星が近距離を示す3ハウスにあると、「家の中など離れていない場所にある」と、惑星やハウスの基本的な意味を参考にしながら、行方を想像します。

また、持ち主の状態も考慮し、自分の物であれば1ハウスとそのルーラーの状態を確認します。1ハウスのルーラーが例えば金星で、水星のそばにあれば、「失くし物は自分の近くにある」と判断できます。各惑星、各ハウスにはいくつもの意味があるので、頭を柔軟にして読み取りましょう。

ダウジングで探してみる

ダウジングも失くし物を探すのに利用されやすい手法です。棒や振り子の動きを見て、結果を判断しますが、専門の道具を使わなくても大丈夫です。振り子なら、糸に吊るした五円玉や、一つだけペンダントトップがついたペンダントなどが使いやすいでしょう。パワーストーンがついたペンダントもおすすめです。

ダウジングの経験がない人は、失くし物について占う前に少し訓練をします。ペンダントの鎖を持ち、トップの部分が下になるように垂らして、「今日は雨の日ですか?」「ここは2階ですか?」とあきらかに答えがわかっていて、イエス・ノーで答えられる質問を問いかけます。質問のたびに、トップの部分が前後か左右、もしくは円を描いて動くか観察します。何度か繰り返すと、「イエスの場合は前後か左右に、ノーの場合は円を描く」という具合に、動き方の傾向がわかります。それを覚えておき、失くした物の行方を質問していきます。「失くしたペンは2階にありますか?」「ペンは自分の部屋以外にありますか?」などイエス・ノーで答えられる質問を重ねて、場所を絞り込んでいきます。本来なら、もう少し時間をかけて訓練したほうがいいので、普段からダウジングの練習をしておくといいかもしれません。また、イエス・ノーで判断するのではなく、東西南北の方向を記した紙の上にダウジングをかざし、動いた方向で判断するやり方もあります。


ホラリーもダウジングも、何度か繰り返すうちにコツが掴めてくると思います。 また、他にタロットを使って失くし物を探す方法などもあります。「失くした物自体の行方」もしくは「自分と失くした物の関係」をカードに問いかけましょう。

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