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女性の結婚適齢期って、ホントのところはいつ頃なの?

結婚適齢期という言葉を聞いて、今20代30代の子どもを持つ親御さんは24~25歳くらいを思い浮かべるでしょう。基本的には20代前半で結婚するのがベスト、と言われています。都市部以外の方だともう少し早い年齢をイメージするかもしれませんが、「25歳を過ぎると遅い」という感覚があるようです。とは言え、現実的には昨今の晩婚化の波を受け、「30歳までには落ち着いてほしい」というのが親の願い。では、当事者である20代30代の女性の感覚はどうでしょうか?実際にはいつが「結婚適齢期」だと考えているのでしょうか。

平均結婚年齢はいくつ?

昔は男女ともに早かった結婚時期も、最近では遅くなる傾向にあります。お見合いという制度が廃れ、自由恋愛による結婚が主流になったためでもありますが、その他にも女性の社会進出や経済不況からくる年収の減少など、社会の変化にともなった様々な理由があります。では実際どのくらい結婚年齢が遅くなったのかと言えば、厚生労働省の調べでは、1947年(昭和22年)の平均結婚年齢が男性は26.1歳、女性は22.9歳であったのに対し、2014年(平成26年)では男性が31.1歳、女性が29.4歳になっています。男性もさることながら、女性は7歳近くも年齢が上がっています。

30代での結婚が増えている

1990年代後半のバブル経済が弾けたあと、2000年前後を境に、急激に20代での結婚件数が減り、30代での結婚件数が増えるようになりました。この急な増加には先程あげたような理由が考えられますが、それに加え、女性の中に「早く結婚しなくてもいい」という意識が芽生え始めたことが大きいです。この頃から特に、「大学や専門学校を卒業して、働いて、結婚はそれから」という意識が女性の間に浸透していきました。また、結婚に至るまでの男女間の交際期間が伸びたことも理由の1つとしてあげられます。

それでも、30歳までには結婚したいという呪縛

女性にとって、29歳であるのと30歳であるのとでは大きな違いがあります。年を取るのは誰でも嫌ですが、特にこの「30代になる」ということを強く意識してしまうのが、20代後半の女性。できれば10の位が変わるまでには結婚したい、と焦る女性は多いようです。不思議なことに、一度越えてしまえば気にならなくなるのですが、早く結婚してほしいという親の思いや、周りの結婚ラッシュに感化され、悩みがちになります。

気になるのは出産年齢?

結婚と切っても切り離せないのが出産。子どもを産むことは女性にしかできず、結婚年齢が上昇している昨今、同時に出産年齢も上がってきています。そこで気に掛かるのが高齢出産。35歳以上で初めて子どもを産むことを高齢出産と言いますが、それに関わらず、女性の年齢の上昇と出産リスクの上昇は比例しています。子どもを持ちたいと思うのであれば、そこを考慮した結婚年齢を考えなければなりません。今では40代で出産する芸能人も多く、身近でも聞く話ではありますが、どれだけ医療が進化してきていても、出産に対するリスクが大きく変わるわけではないので、気を付ける必要があります。

現代の結婚適齢期は?

ざっくり30歳前後、と言ったところです。ゼクシィの調べでは27歳、次いで28歳という回答が多く、結婚平均年齢が29.1歳であることからしても、この辺りであれば働いてからのキャリアもある程度でき、それなりに独身生活も楽しんでから結婚生活を始められると考える女性が多いようです。子どもは授かりものですから、いつできるとわかるものではありませんが、順調にいけば年齢・体力ともに充実した間に授かりますね。

しかし、忘れないでください。結婚適齢期はその年齢に結婚するのがよさそう、という目安であり、しなければならないものではありません。本当の結婚適齢期は、「自分がしたいと思った時」でしょう。結婚と年齢はとてもデリケートな問題ですが、だからこそ、充実した人生を歩めるよう、自分の中で一番いいタイミングを選ぶようにするべきだと思います。

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