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サビアンシンボルを読み解く!

第10回 山羊座の特徴とサビアンシンボル

サビアン占星術といえば、サビアンシンボルという名の詩文のようなものを用いて、その人の性格や運勢を占うものとして知られています。12星座それぞれをさらに30ずつに区切って割り当てられたそのシンボルは、チャネリングによって得られたもの。まずは、自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽が示すのは、人生の目的です。あなたの人生の目的のシンボルは、どのようなものでしょうか?

今回は、山羊座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

山羊座ってどんな星座なの?

山羊座は、地の性質を持つ星座であり、現実世界に自分の居場所を見出し、職場や社会で活躍する存在です。非常に現実的な性質があり、今、目の前にある仕事に全力を尽くします。山羊座にとって大事なのは、地域社会や職場などの集団に同化すること。つまり、個性をできるだけ消しておきたいのです。そんな山羊座のサビアンシンボルは、どのようなものなのでしょうか?

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。例えば、あなたの太陽の度数が山羊座の8.6度であれば、サビアンシンボルは9度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「ハープを運ぶ天使」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、山羊座生まれのあなたは、山羊座の性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

山羊座の1度は「認識を求めるインディアンの酋長」

山羊座のサビアンシンボルは、1度の「認識を求めるインディアンの酋長」から始まります。これは、いわゆる承認の儀礼のことを指しているといわれています。インディアンの酋長が、部族を集め、自らの権力を部族全体に認めてもらうための儀礼です。つまり、リーダーとしての統率を表すのがこの1度。これから始まる山羊座のサビアンシンボルの中でも、山羊座を特徴付けるシンボルです。

山羊座のサビアンシンボルの流れ

では、山羊座のサビアンシンボルは、1度の酋長から、どのように展開してくのでしょうか?リーダーとしての能力を十二分に発揮し、さらに仕事の効率を高め、生産性を上げることにつながります。時には、集団内でぶつかり合うこともありますが、5度までは、それを乗り越えていく流れになっています。そして、6~10度までは、目に見えるものだけでなく、その根底にあるものに目を向けて活動していきます。それは7度の「力のあるベールに隠れた予言者」のシンボルで表現されています。予言者は目に見えない、社会や集団の根底にあるものを語ります。11~15度までは、貴族のような選ばれた人たちの領域です。特別な資質を持った人たちの集まりによって、大業を成し遂げようとします。続く16~20度までは、社会参加を通じて、健康的に、仲間との協力によって健全なる幸福を得る領域です。20度の「歌っている隠れた合唱隊」のシンボルにあるように、集団の中で協調性を持って活動する楽しさが示されています。21~25度までは勝負にこだわり、26~30度までは、自身の能力を最大限に発揮して、高度な霊性を交えながら、自らの責任を果たし、取り組んでいく領域になっています。リーダーとしての最高なるレベルがここに存在します。


山羊座は、目の前の社会という集団の中で、トップを極め、社会に大きく貢献していきます。それぞれの領域のうち、あなたの太陽の度数はどこに該当しますか?自らの可能性と共にひとつの目標として、サビアンシンボルを活用してみてはいかがでしょうか。

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